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研究の目的
緩和策だけでは対応しきれない気候変動の悪影響に備える適応策が重要との認識が、近年、高まってきました。本課題では、二つの自治体をフィールドにして、まず、メッシュデータを用いて気候変動の自治体への影響を推定し地域の脆弱性分析を行います。その上で、センサネットワークを活用した「グリーン社会ICTライフインフラ」を開発し、家庭のエネルギー消費の情報を測定し、最適化すると共に、健康・医療や農業への悪影響など、気候変動に伴う地域の脆弱性に対応する適応策を策定し、その効果を実証します。本課題では、ソーシャルキャピタルを高めることでresilientなコミュニティの形成を目指すという新しい社会ビジョンを実現する社会システム改革を目的としています。その実現に向けて規制緩和を提案する予定です。